2021年JATLは
10周年を迎えました
2021年2月
一般在団法人日本空調冷凍研究所は
おかげさまを持ちまして
設立10周年を迎えました。
謹啓 秋色の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
おかげをもちまして 弊所も設立10周年を迎えることができました。これもひとえに関係各位のご支援の賜物と厚くお礼申し上げます。
COVID-19感染症拡大、地球温暖化等、人類は経験のない大きな問題に直面し、これらを解決していくことが科学技術の最大の課題となりました。このような中でも空調、冷凍技術は、課題解決に貢献できる重要技術であることは変わりありません。
空調、冷凍技術を今後も正しい方向に導くことができるのが評価技術であり、弊所の果たすべき役割がますます重要となります。この重責に身の引きしまる思いがいたします。
これを機会に弊所といたしましても、空調、冷凍技術の発展のため、より一層の努力をもって皆様のご厚情にお応えして参る所存です。
何卒倍旧のお引立ての程 伏してお願い申し上げます。
謹 白
令和3年12月 吉日
一般財団法人 日本空調冷凍研究所
理事長齋藤 潔
一般社団法人日本電気暖房工業会
理事
千葉 宜臣 様Yoshiomi Chiba
この度は、一般財団法人日本空調冷凍研究所の創立10周年を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。
一般社団法人日本冷凍空調工業会様をはじめ、関係する諸団体等のご理解とご支援をいただき、空調冷凍機器類における性能評価の第三者機関として発足し、早10年。
当研究所の創立期に業務を担わせていただきました身として、創立にそしてその後の運営に多大なご支援を頂いております関係機関・関係者の皆様にあらためて御礼と感謝を申し上げる次第です。
また、公平・中立の立場を厳守しつつ、ますますの業務拡大や海外試験機関への測定技術訓練実施などを積極的に進めてこられた職員の皆様の弛まぬ努力と測定技術の研鑽に敬意を表します。
地球温暖化防止が必須の課題である今日、省エネルギーに関連した性能評価機関の立場と使命は、ますますその重要度を増しているものと確信いたします。
貴研究所の一層のご発展と皆様方のご活躍を深く祈念致しまして、お祝いの言葉とさせていただきます。
工学院大学 建築学部 建築学科
教授
野部 達夫 様Tatsuo Nobe
日本空調冷凍研究所も設立10周年を迎えるとのことで、衷心よりお慶び申し上げます。
小生は7年前の平成26年から4年間理事長を拝命しておりましたので、当時の雑感を交えてメッセージをお伝えしたいと存じます。
これをご覧いただいている皆様は、機械系或いは化学系、電気系ご出身の方が多いと思いますが、小生はかつて大学で建築を学び、建築設備の実務設計を経て現在は空調に関する研究・教育に従事しております。従って、どちらかというと空気調和機器のプロダクト側ではなく、ユーザー側の門外漢だった訳ですが、理事長の業務を通じて皆様からものづくりの心意気や情熱を感得した次第です。
高度なものづくりは、その性能を評価するJATLの技術、また、製品を建物に組み込むシステム設計、更には運用段階までのそれぞれが協調して、その真価が発揮されて一同の努力が報われることになります。
門外漢理事長の言い訳になるかもしれませんが、いくらかはそれらの橋渡しをさせて戴けたのではないかと考えております。
そんなことを考えながら、その要となるJATLの更なる今後の発展を祈念しております。
日空研は10周年を迎えることが出来ました。職員として関係の皆様に御礼申し上げます。日空研は前身の日本冷凍空調工業会機器性能検定所から40年以上に渡り日本冷凍空調工業会の検定制度を実施しております。検定制度は主に工場審査、機種登録、製品検査から成り立っています。
製品検査は、我々が市場から無作為に購入した製品をそのまま試験室に設置して試験を実施しますが、据え付け、運転、試験、報告の全てについて弊所職員のみで実行する事など、日本冷凍空調工業会からは第三者としての検査を要求されております。このような厳密な検定制度を強制ではなく任意の制度で実行しているのは他にはないのではないかと思います。
家庭で電気使用量の割合の大きい家電製品は電気冷蔵庫、照明器具、テレビ、そして検定対象であるエアコン、国策であるCO2削減のためのヒートポンプ普及促進に製品として導入台数目標に挙げられているヒートポンプ給湯器、これらの製品の技術の向上と共にこの検定制度は非常に重要な事業であり日本国にとっても必要な有効なものであると思います。
これからも公平、中立な立場で、空調冷凍機器製品の性能に関する試験、検査を行うことを軸としてメーカーおよび国民から信頼されるように努め、次の20周年を迎えることが出来るようにしたいと思います。
2021年2月、日空研は設立10周年を迎えることができました。
これもひとえに、日本冷凍空調工業会様、並びにメーカー各社様のご支援と温かい激励の賜物と心より感謝を申し上げる次第です。 私は、2014年の入社以来約7年間、日冷工検定制度を始めとした対外的な窓口として、非常にやりがいを感じながら勤めさせていただいております。
入社当初は右も左もわからず、皆様にご迷惑をお掛けしてばかりでしたが業務の中で多くの方々とお会いし、お話をさせていただくことで、とても勉強になり、日々成長させていただいております。
また担当業務を通して、検定制度や空調業界についても理解が深まり、製品検査などを担当する第三者試験所として公平性、公正性を維持し適正な業務を行うことの大切さと責任を痛感しながら仕事をさせていただいております。
これを機に、より一層のサービス向上に努めてまいります。
今後とも倍旧のお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。
10周年を迎えて
2021年2月25日をもちまして、設立より10年目を迎える事ができました。10年目という節目を迎えることが出来たのは、皆様のご支援とご協力の賜物であります。日頃よりお世話になっております皆様に深く、感謝と御礼申し上げます。
昨今、第三者認証機関の重要性が増しております。エアコン業界でもそれは変わりません。前身の日本冷凍空調工業会試験センターから独立する形で、日空研が設立されました。
また日本で初めて空調機器の機器性能試験所としてISO17025を取得した第三者機関となりました。
その責任と役割を理解し、これからも高品質の試験をご提供できるよう誠心誠意努めてまいります。
これまで日空研では高品質の試験提供と、ASEAN主要国への試験技術支援など多岐に渡る活動を行ってまいりました。
この10年間の経験を活かし、次の5年、10年先も皆様から必要とされる存在でありたいと思っています。
試験部の一員としての自覚を持ち、業界の発展へ少しでも貢献できるよう努力してまいります。
今後とも変わらぬご支援、ご協力を頂ければ幸いです。
昭和53年 8月
社団法人日本冷凍空調工業会機器性能検定所開設
昭和53年12月
ルームエアコン試験設備完成
昭和55年10月
ルームエアコン検定制度発足
パッケージエアコン試験設備完成
昭和58年10月
パッケージエアコン検定制度発足
昭和60年10月
ルームエアコン・ヒートポンプ試験設備完成
平成 3年12月
ルームエアコン暖房低温性能試験設備完成
平成 5年11月
パッケージエアコン暖房低温性能試験設備完成
平成16年 1月
試験センターに改組
平成16年10月
国際規格「ISO/IEC17025」の認定を取得
平成22年 4月
パッケージエアコン大容量試験設備完成
平成23年 2月
一般財団法人日本空調冷凍研究所設立
平成23年 7月
家庭用ヒートポンプ給湯器試験設備完成
平成26年11月
ルームエアコン新試験設備完成
このロゴマークには、
次の意味が込められています。
公正・信頼・透明性をイメージする「濃紺」と、空や海、水、風をイメージする「空色」を組み合わせたロゴマークです。
この青系統を主としたマークは、「空調冷凍」という当研究所名をダイレクトに連想させるものでもあります。
「J」「A」「T」「L」4つの文字の中央から両翼に延びる弧を描くアーチ曲線は当研究所の勢いと鋭敏さを象徴。同時に、この曲線は青い地球を意味しており、とくに環境面での恒久的な世界平和への貢献、そして全世界を舞台としてグローバルに活躍する使命感を表現しています。