TCL空調器(中山)有限公司 様 ご来所
2023年11月
TCL空調器(中山)有限公司の皆様が見学にお見えになりました。
当所の試験設備を見学され、エアコンの試験設備への据え付け方法や測定装置、相互校正について活発な質疑応答がありました。
2023年11月
TCL空調器(中山)有限公司の皆様が見学にお見えになりました。
当所の試験設備を見学され、エアコンの試験設備への据え付け方法や測定装置、相互校正について活発な質疑応答がありました。
2023年09月
一般社団法人日本冷凍空調工業会は、2023年11月16日(木)~17日(金)に「環境と新冷媒国際シンポジウム2023」を神戸国際会議場で開催します。詳細は、下記サイトをご覧ください。
2023年05月
試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項:ISO/IEC 17025で要求されている試験所間比較のため、韓国の試験機関Korea Refrigeration & Air-Conditioning Assessment Center (KRAAC) 韓国冷凍空調試験センターへ出張しました。
試験所間比較は日空研と同様にISO/IEC 17025を取得している試験機関と行うのが望ましく、昨年12月にKRAACが当所を訪問した際に計画しました。ルームエアコンとパッケージエアコンをそれぞれ1台ずつの能力試験をKRAACから開始する際に、当所から試験員が立会いのため韓国へ出張しました。日空研での試験は、2023年9月を予定しています。
この量販店では韓国企業の製品のみで日本製品は見られません。床置形をメインに販売し、壁掛形はありましたが少量で、全てのエアコンにはラベリング(エネルギー表示)がされていました。その他、キムチ専用冷蔵庫などがありました。
先月に続き日空研の海外活動を紹介します。今月はASEANとブラジルの二つのプロジェクトについてその活動内容を紹介します。
2023年3月
ブラジルは電力を水力発電に依存する割合が高く、天候等で供給面に不安定な要素があります。電力の安定供給を維持するとともに電力消費の抑制に政府が積極的に取り組んでいます。そこでは高効率なエアコンの普及が電力消費の抑制に直接寄与することから重要視されてきました。
2021年6月22日付で経済省・国家度量衡工業規格化品質研究院(INMETRO)が条例269号として空調機の省エネ性能の試験評価にISO16358-1 CSPF(Cooling Seasonal Performance Factor)を適用することを定めました。この条例の円滑な執行のため日本政府からの支援を省エネルギーセンター(ECCJ)が実行推進の中心となって2019年から取り組んできました。
日空研はこの制度において空調機の省エネ性能評価の中心となる2カ所の基幹試験所CEPELとLABELO PUCRSの中核人材育成を支援する活動に参加しました。
主な活動は以下の通りです。
プロジェクトの正式名称は「Promotion of higher efficient air conditioners in ASEAN through harmonization standards and strengthening of market verification and enforcement capabilities (phaseⅠ)」。
このプロジェクトはJAIF(Japan ASEAN Integration Fund)の基金により、ASEAN加盟国における高効率なエアコンの普及を加速させ、家庭用部門からの電力消費と温室効果ガス(GHG)排出量を直接削減することを目標にした長期的な事業です。
プロジェクトはACE(ASEAN Center for Energy)が全体のとりまとめ、IEEJ(The Institute of energy Economics, Japan) が中心になって進められました。日空研はIEEJから委託を受け、Work Package 3(WP3):Capacity building for testing laboratoriesに参加しました。
WP3はASEANの5ヶ国(インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア)の8つの試験所に対してエアコンのCSPF(Cooling Seasonal performance factor)に関する性能試験の技術的なレベルアップを図る活動です。
日空研の技術者が各国試験所を訪問し実技指導と講義を行う予定でしたが実施できませんでした。その代案として日空研が規格や試験方法等3科目のテキスト・ビデオを作成、日空研のオンライン研修サイトを通じて各国試験所の試験技術者にオンラインで受講いただきました。
また、各国試験所は日空研で性能試験をしたエアコンを用いて性能試験を実施、その結果を比較し課題の確認を行いました。日空研は各試験にリモートで立会い、カメラを通じてリアルタイムに指導を行い、支援を行いました。
WP3は2021年7月にキックオフし、約1年かけて活動し、2022年9月にクロージング会議をもって終了しました。
2022年度は海外活動再開の年となりました。
COVID-19の感染拡大の影響で日空研の海外活動は2020年3月以降中止や活動内容の変更を余儀なくされました。
2022年度は規制が緩和されましたが感染防止策を維持しながらいくつかの実績を積むことができましたのでご紹介します。 今月は日空研を見学にご来所された海外のお客様をご紹介します。
2023年02月
2022年11月18日
弊所は韓国の試験所Korea Refrigeration & Air Conditioning Assessment Center(KRAAC)とISO/IEC 17025で要求されている試験所間比較のためのエアコン性能試験を定期的に行っています。
今回KRAACが韓国のGHP(ガスエンジンヒートポンプ)事業に関係するKorea Energy Agency、ガス会社等と共に13名の方が日空研にご来所されました。
日空研では、2010年にパッケージエアコン試験設備/PAC2(空気エンタルピー測定装置)が完成、現在はGHPも含めたパッケージエアコンの性能測定を行っており、日空研の活動内容の紹介、試験設備の説明を行いました。
2022年12月7日
独立行政法人国際協力機構(JICA)の企画で、ヨルダン国の政府関係者(省エネルギー担当)を日本に招聘し、住宅セクターの省エネルギーの研修を行う事業において、研修プログラムに日本の家電に関するTop Runner制度、Standard & Labelling制度なども含まれており、研修の一環として日空研にご来所されました。
当日はMinistry of Energy Mineral Resourcesの方を含む政府の方15名がご来所され、日空研の活動内容の紹介、試験設備の説明を行いました。
2022年12月8日
本プロジェクトは独立行政法人国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクトで、電力・再生可能エネルギー省、石油省、産業開発庁および国家統計局を実施機関とし、政府の省エネ体制の強化・省エネ政策立案・運用に係る能力向上の支援活動です。
電力・再生可能エネルギー省が推進している家電ラベル制度では、ルームエアコンを含む家電製品に省エネ性能ラベルの運用を行っており、制度の更なる改善に取り組まれています。
本プロジェクトの一環として、Ministry of Electricity and Renewable Energyの方を含むエジプト現地政府の関係者14名がご来所され、日空研の活動内容の紹介、試験設備の説明を行いました。